荒れるレース【マイニング編】 [荒れるレースの探し方]
では、「データマイニング」での荒れやすいレースについて見ていきます。
データマイニングについては深く研究したことがありませんので、
経験則から得たことを書いておきます。
○タイム型、対戦型、単勝、複勝、馬連、コンピ指数で、1位馬が4~5頭になる場合。
マイニングには、タイム型と対戦型がありますね。
タイム型の1位馬と、対戦型1位馬が違うレースはかなりあります。
しかも、単勝1番人気と複勝1番人気が違う馬で、
馬連1番人気とコンピ指数の1位馬が同じとか、1位馬が4~5頭になることもあります。
つまり、マイニングの「タイム型」「対戦型」、それに「単勝」「複勝」「馬連」と「コンピ指数」。この6つのフィルターをかけると、荒れやすいレースは一目瞭然です。
当然そういう入り乱れたレースは荒れやすくなります。
本命サイドを狙うならこの逆。
6つの項目とも1位の馬がいれば、連軸としての安定感はあります。
○タイム型、対戦型の上位の馬が、単勝8番人気や10番人気などバラつく場合。
表をつくるとわかりやすいのですが、
荒れそうもないレースは、上位4~6頭くらいまで、
単勝も複勝も馬連も、さらにコンピも、マイニングも、
上位からの並び順もだいたい同列で、人気馬が上位に集まる傾向があります。
表を見ただけで、「本命サイドのレース」だということが見えてきます。
逆に、単勝、複勝、馬連の上位3~4頭くらいまでは順当に並んでいても、
マイニングの上位馬がかなり下位に散らばっているレースがあるのです。
そういうレースは荒れることが多いですね。
コンピ指数を基準に、マイニング6位くらいまでの馬を当てはめていくと、
マイニング3位、4位の馬が、コンピ順で10位とか12位とかになることがあります。
そういうレースはかなりの確率で荒れます。
データマイニングだけを研究されている研究家もいらっしゃるようですが、
できればオッズ、コンピ指数と併用しながら穴馬を探すのが効果的でしょう。
以上、【外部要因】、【内部要因】として「オッズ」「コンピ指数」「データマイニング」についてみてきました。
荒れやすいレースについて気づいたことがあったら追記していきます。
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荒れるレース【コンピ指数編】 [荒れるレースの探し方]
では、「コンピ指数」がどんな状態の時に荒れやすいのかを見ていきます。
当該レースそのものに荒れる要因があると荒れやすくなります。
○指数1位馬の指数が74以下のレース。
指数1位馬のコンピ指数は90が上限です。
その1位馬の指数が低ければ低いほど荒れやすいのは当然ですよね。
中には荒れないレースもありますが、
荒れることを前提に馬券を組むとしたら、
1位馬の指数は低いことが条件になります。
前夜でも当日の朝でも、開催日のコンピ指数をざっと見て、
1位馬の指数が低いレースに的を絞れば、
レースをあれこれ迷わずにジックリと取り組むことができますね。
1位馬の指数が74あたりから低いレースが馬連万馬券率も上がってきます。
○1位馬から下位馬までの指数がなだらかに続くレース。
上位馬の並びに指数の差がはっきりあるレースは、比較的上位馬同士で決着します。
本命サイドを狙う方には見逃せないレースでしょう。
荒れやすいレースを選ぶなら、指数の差が少なく、
下位へいくに従って指数が少しずつ減少していくレースです。
○指数10位馬の指数が50以上あるレース。
指数9位~11位あたりの馬の指数が50以上ある場合。
各馬の力が接近していると見て良いでしょう。
本命サイドで決着する場合は、この辺の数値は50未満の場合が多いようです。
○上位馬3頭の指数の和が210以下のレース。
上位馬の指数の低さを示している数値です。
上位馬3頭の指数を合計し、220以上ある場合は本命サイドの傾向。
210以下のレースになると、穴馬の出番が増えるのです。
以上、コンピ指数についてピックアップした項目も、
穴馬探しの予備知識として覚えておきましょう。
次は、荒れやすいレース【内的要因】として
「データマイニング」について見ていきます。
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荒れるレース【オッズ編】 [荒れるレースの探し方]
では、荒れやすいレースの【内的要因】として、オッズから見ていきましょう。
内的要因
当該レースそのものに荒れる要因があると荒れやすくなります。
◎12頭以上のレース
まず、レースの頭数です。少頭数のレースでも荒れることはあります。
オッズなどのチェックで少頭数のレースでも参加することがあります。
基本的には、少なくても12頭以上のレースから選びましょう。
【オッズ】
まず、オッズから。
ここでは3着までを意識して見ていきます。
○単勝30倍以下の馬が10頭以上。
1番人気馬から単勝オッズを見ていくと、
人気のない馬は150倍とか200倍とかのオッズもありますね。
オッズ30倍以下とは、1.5倍とか5.9倍とか、10.2倍とか25.8倍とか、
単勝オッズ30倍に満たない馬の数が10頭以上いるレースのことです。
9頭くらいでも荒れることはありますが、できれば10頭以上いることが望ましいです。
8頭ですとあまり荒れないようです。
○1番人気の単勝オッズが3.5倍以上。
これは1番人気の信頼度を意識しての3.5倍ですが、
単勝オッズが2.0倍台でも、単勝オッズ30倍以下の馬が10頭以上いると、
下位の馬が激走して荒れることがよくあります。
ですから、1番人気の単勝オッズはあまり気にしなくていいかもしれません。
○1番人気の複勝オッズが1.5倍以上。
これも1番人気馬の信頼度はどうか、というものです。
3着馬までを意識した場合はあまりこだわらないほうがいいでしょう。
○馬連1番人気のオッズが10.0倍以上。
馬連は1着と2着のオッズですから、馬連5.0~6.0倍で決着し、
3着に穴馬がくることもあります。
しかし、穴馬は1着することも充分ありますので、馬連オッズは10.0倍以上のほうが、
その可能性は高くなります。
馬連10.0倍以上のレースがない日は、馬連1番人気が9.0倍台、8.0倍台のレースから選びます。
また、馬連オッズ20.0倍以下の組み合わせの数が少ないほうが荒れるようです。
馬連オッズ20.0倍以下の組み合わせの数が多いと、その組み合わせのなかで決着することが多いようです。
○複勝オッズの断層が下位までない。
複勝オッズ10.0倍未満がなだらかに続き、下位まで断層らしい断層がみられないレース。
例えば16頭立てなら12~13番人気まで断層がないこと。
複勝オッズ20倍くらいまでなら、充分、穴馬としての資格があります。
○3連複オッズ1番人気が15倍以上。
3連複オッズ1番人気が10倍未満の場合は、
あまり荒れず、本命サイドで決着することが多いようです。
○3連複オッズの最後のオッズが500倍以下。
3着馬までを視野に入れると、
3連複オッズの最後のオッズは400倍前後がいいようです。
それだけ下位の馬まで入線の可能性があるということです。
以上、オッズについてピックアップした項目も、
穴馬探しの予備知識として覚えておきたいものです。
次は、荒れやすいレースの【内的要因】として
「コンピ指数」について見ていきましょう。
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荒れるレース【外的要因】 [荒れるレースの探し方]
レースが荒れるには、さまざまな要因があります。
ですが、ここに上げた項目に当てはまれば必ず荒れるとは限りません。
これまでの経験則から見つけたもの、書籍やネットに掲載されていたものなど、
ピックアップしておきます。
予備知識として知っていればいいでしょう。
まず、外的要因と内的要因に分けて見ていきます。
■外的要因
レースそのものではなく、
レースを取り巻く要因によって波乱となる場合があります。
○開催変わり初日2日目
中山から東京、東京から中山、福島といった開催変わりです。
中山のコースに慣れ親しむと、東京の直線が長く感じて、
騎手が勘を取り戻すのに手間取ったりして波乱が起こります。
馬場の得意、不得意もあるでしょう。
○連続開催で荒れた馬場
同じ競馬場での開催が続いて馬場が荒れてきた場合。連続開催の後半ですね。
解説者が、「馬場が荒れてきたから内枠は不利ですね」などと話していることがあります。
騎手のコース取りなどによって波乱となることがあります。
○天候による馬場の急変
晴れの予想が、突然雨が降るなどの影響で馬場が悪化し、芝が滑りやすくなったり、
ダートでは馬が走るとバシャバシャと水しぶきの上がることもあります。
専門誌は良馬場での予想なのに、いざ当日になったら、
夜半から降雨が続いて不良馬場になり、レースは大荒れ、という事態も起こります。
○ハンデ戦
どの馬もゴールで横一線となるように、ハンデキャッパーが各馬にハンデを付けます。
そのため、荒れやすくなりますね。
オッズもどの馬が来てもいいような混戦模様の数値なのに、ほとんど荒れずに順当に決まるケースもかなりあります。
○牝馬限定戦
牝馬のほうがデリケートなのでしょうか、荒れるケースが多いですね。
1枠1番に入った牝馬の1番人気馬はあまり信頼できない、という格言のようなものもありましたね。
○予想陣の印がバラバラのレース
一般的に荒れやすいレースの判断は、競馬専門紙を見ればおおよそわかりますよね。
予想陣の印がバラバラで、誰を信じて軸馬を決めたらよいのか迷うことがあるでしょう。そうしたレースが荒れやすいレース。
競馬予想陣の印を見る。→印がバラバラのレースは荒れやすい。
これも一応、外的要因のひとつとして上げておきます。
外的要因としてはまだありそうですが、ひとまずこれくらいにしておきます。
次は、【内的要因】を見ていきましょう。
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